Microsoft広告

Microsoft広告とは?Google広告との違いと始め方を解説

Microsoft広告とは

Microsoft広告とは、Microsoft社が提供する運用型の広告プラットフォームで、Bingの検索結果や、Microsoft Edge・Outlook・MSNといったMicrosoftのサービス上に広告を配信できます。日本では2022年5月に正式サービスが開始されており、Google広告・LINEヤフー広告に次ぐ「第3の選択肢」として、少しずつ活用が広がっています。

国内の検索エンジンシェアは、全体で見るとGoogleが圧倒的に高いものの、パソコン利用者に絞るとBingのシェアは17%程度まで上がり、Googleに次ぐ2位につけています。これはWindowsパソコンの標準ブラウザであるMicrosoft Edgeの既定の検索エンジンがBingに設定されていることが大きな理由で、特に企業のPC環境ではBing検索が利用されやすい傾向があります。

Microsoft広告の配信面

Microsoft広告で配信できる広告は、主に次の2種類です。

  • 検索広告:Bing・Yahoo・DuckDuckGoなどの検索結果に配信される、キーワード連動型の広告
  • ディスプレイ広告(オーディエンス広告):Microsoft Edge・Outlook・MSNなど、「Microsoft Audience Network」と呼ばれる広告枠に配信されるディスプレイ広告

「Microsoft広告にはディスプレイ広告枠がない」という情報を見かけることがありますが、これは古い情報で、現在はオーディエンス広告としてディスプレイ形式の広告も配信可能です。ただし、Google広告のディスプレイ広告と完全に同じ仕組みというわけではなく、対応しているフォーマットには違いがあるため、詳細は出稿前に最新の仕様を確認しておきましょう。

Google広告との違い

Microsoft広告は、キャンペーン構造や入札の考え方など、基本的な仕組みはGoogle広告と近く、Google広告の運用経験があれば大きな違和感なく扱えます。一方で、Microsoft広告ならではの強みもあります。

もっとも特徴的なのが、LinkedInとの連携によるBtoB向けターゲティングです。会社名・業界・職種といった属性でユーザーを絞り込めるため、Google広告やMeta広告では難しい精度でのBtoBターゲティングが可能です。ビジネス層・高年齢層のユーザーが多い点も踏まえると、法人向けサービスやビジネスツールなど、BtoB商材との相性が良い媒体といえます。

Microsoft広告が向いている業種・商材

Microsoft広告は、以下のような特徴を持つ商材・状況で特に効果を発揮しやすいとされています。

  • BtoB向けの製品・サービス(LinkedIn連携のターゲティングを活かしやすい)
  • 企業のPC環境からのアクセスが多いと想定される商材(Windows・Edgeの利用者層)
  • Google広告・LINEヤフー広告ですでに競合が多く、クリック単価が高騰している業種(Microsoft広告は出稿している企業がまだ少なく、競争が緩やかな傾向)

Microsoft広告の始め方

Microsoft広告のアカウントは、公式サイトから新規に開設できます。ゼロからキャンペーンを作成する方法に加えて、Google広告のキャンペーンを一括インポートする機能があるのも大きな特徴です。管理画面の「インポート」から「Google広告からインポート」を選択し、Google広告アカウントと連携すると、キャンペーン構造・広告文・キーワード・入札設定などをそのままMicrosoft広告に移行できます。すでにGoogle広告を運用している場合、ゼロから入稿し直す手間を大きく減らせます。

インポート時の注意点

Google広告からのインポート機能は便利な一方、いくつか注意しておきたい点があります。

  • 入札戦略が置き換わることがある:Google広告側で「コンバージョン数の最大化」などのスマート自動入札を使っていても、Microsoft広告側でコンバージョンの計測設定が未作成だと、インポート後に入札戦略が拡張クリック単価などの別の方式に置き換わってしまうことがあります。インポート前にMicrosoft広告側でもコンバージョン計測の設定を済ませておきましょう
  • 配信中のキャンペーンはそのまま配信が始まる:Google広告側で「配信中」ステータスのキャンペーンは、インポート完了と同時にMicrosoft広告側でも配信が始まります。テスト目的でインポートする場合は、事前に一時停止しておくなどの対応が必要です

Google広告で設定している日予算やUTMパラメータまで引き継いでしまったり、Google広告とMicrosoft広告とで異なる設定が必要な箇所も存在するため、インポート後に必ず自分の目で確認するようにしましょう。

まとめ

Microsoft広告は、Bing・Microsoft Edge・Outlook・MSNといったMicrosoftのサービス群に広告を配信できる媒体で、LinkedIn連携によるBtoB向けターゲティングが大きな強みです。国内シェアはGoogle広告に及ばないものの、PC利用者・企業ユーザーへのリーチや、競合の少なさによるクリック単価の低さといったメリットがあります。すでにGoogle広告を運用している場合は、インポート機能を使えば比較的少ない工数で始められます。

自社の商材にMicrosoft広告が向いているか、既存の広告運用と組み合わせてどう活用すべきか気になる方は、無料の広告アカウント診断もあわせてご利用いただけます。

Free Diagnosis

まずは無料の広告アカウント診断から

いきなりのご契約が不安な方向けに、現在の広告アカウントを無料で診断するサービスもご用意しています。まずはお気軽にお試しください。

無料アカウント診断を申し込む